赤ちゃんの「向き癖」や「頭のゆがみ」、そのままにしていませんか?

 生後6ヶ月までの優しいケアが、子どもの将来の健やかな「発育」と「生きやすさ」の土台を作ります。大学での研究・論文に基づいた安心の小児オステオパシー。

増え続ける子どもの発達のお悩み

近年、自閉症やADHDなどの発達障害、または学習や情緒のサポートを必要とするお子様が急増しています。これらは遺伝的な要因だけでなく、「お腹の中にいたときの姿勢」や「出産時にかかった強い圧迫(吸引分娩など)」による、体や頭蓋骨の硬さが影響しているケースが少なくありません。

当院では、オステオパシーの専門知識に基づき、言葉で不調を訴えられない赤ちゃんの身体的・精神的な成長を優しくサポートします。

なぜ「頭のゆがみ」や「向き癖」をケアする必要があるの?

多くの親御さんは「頭の形はそのうち自然に治る」と言われがちです。しかし、頭蓋骨のゆがみ(斜頭症など)には、以下のような全身のサインが隠れていることがあります。

  1. 首が回りにくい(向き癖・斜頸)

  2. うまくお乳が吸えない、飲み込みにくい

  3. 便秘、胃食道逆流(吐き戻し)、お腹の不調

  4. 睡眠障害(夜泣き、深く眠れない)

 脳と全身の発達を守るために

赤ちゃんの脳は、生後1年で急激に大きくなります。この大切な時期に、出産時の外力などで頭蓋骨が硬くゆがんでいると、脳が本来育ちたい方向へ成長するのを妨げてしまうことがあります。 さらに、頭の神経への刺激は、迷走神経などを介して消化器(胃腸)や循環器、運動能力の発達にまで連鎖して影響を与えることが分かっています。

頭のゆがみを整えることは、見た目をキレイにするためだけではなく、「神経や内臓が健やかに育つためのスペースを広げてあげること」なのです。

当院の小児オステオパシーの特徴

オステオパシーの目的は、無理に成長を促すことではなく、「成長を妨げている身体のブロック(硬さ)を解放すること」にあります。

痛みのない、触れるだけの優しい施術 骨をバキバキ鳴らすようなことは一切しません。膜や骨のわずかな動きに合わせる、非常にソフトなタッチです。施術中に眠ってしまう赤ちゃんもたくさんいます。

全身をひとつの「ユニット」として捉える 頭がゆがんでいるからといって、頭だけを見るのではありません。骨盤や脊椎、内臓のアライメント(バランス)など、全身を注意深く触診して根本原因を見つけます。

じっとしていなくても大丈夫

ベッドに仰向けでじっとしている必要はありません。おもちゃで遊んだり、お母さんに抱っこされたりした状態でも、安全に施術を行うことができます。

一番大切なのは「生後6ヶ月以内」の早期ケア

赤ちゃんの頭蓋骨は、生後間もない時期ほど柔らかく、組織の可動性を取り戻しやすい状態にあります。 当院へ発達のご相談に来られるのは3歳〜18歳のお子様が多いですが、理想的な治療開始時期は「生後6ヶ月以内」です。

「少し向き癖が強いかな?」「頭の形が非対称かも」と思ったら、できるだけ早くご相談ください。この時期の早期ケアが、将来の健やかな成長への最高のプレゼントになります。

⚠️ 医療機関との連携について(安全第一の視点) 頭のゆがみの中には、ごく稀(2000〜2500人に1人)に「頭蓋骨縫合早期癒合症」という専門医での手術が必要な疾患が隠れている場合があります。当院ではこれらを見極める知識を持ち、疑わしい場合はすぐに専門医へご紹介する体制をとっていますので、安心してご相談ください。

お母さん・お父さんへメッセージ

子どもの健やかな成長は、すべての親御さんの願いです。しかし、夜泣きや発育の不安に、ひとりで責任を感じて疲弊してしまうお母さんは少なくありません。

私の息子も生まれてくる時に胎便吸引症候群を発症し3週間NICUでケアを受けました。保育器の中で眠る息子を前に無力な自分を責めるしかありませんでした。大学の専門課程では罪滅ぼしの気持ちで小児科オステオパシーを専攻し研究に励んだことが今に繋がっています。その中で子供の不調に対する西洋医学以外の選択肢が沢山あることを知りました。

オステオパシーには「母体の健康状態は、孫の世代まで影響する」という予防の思想があります。当院はお子様のケアだけでなく、日々がんばるお母さんの心身のケアにも積極的に取り組んでいます。 子どものサポートチームの一員として、私たちを頼ってください。一緒に、お子様の明るい未来を支えていきましょう。

本ページの専門的根拠(参考文献・リファレンス)

当院の小児オステオパシーは、国内外の医学的論文、および解剖学・発生学(お腹の中で赤ちゃんが育つ仕組み)の専門文献に基づいた、根拠あるアプローチを行っています。

■ 日本における小児発達障害の動向に関する文献

笹山大輔、久下亮、戸花泰彦、本田弘之(2022) 「10年間における日本の小児・青年・成人における注意欠陥・多動性障害(ADHD)の診断動向」 JAMA Network Open, 5(9). (※近年、日本国内で子どもの発達サポートの必要性が急増している背景を示す医学統計データです。)

■ 赤ちゃんの「頭のゆがみ(斜頭症)」と全身の不調に関する医学論文

Filisetti, M., Cattarelli, D., & Bonomi, S. (2020). 「斜頭症(頭のゆがみ)の子供に見られる神経発達、睡眠障害、胃食道逆流症、便秘などの合併症についての研究」 (※頭のゆがみが、単なる見た目の問題だけでなく、夜泣きや便秘・胃腸の不調と深く関わっていることを示しています。)

Zweedijk, R. (2022a / 2022b). 「位置的斜頭症(向き癖による頭のゆがみ)と、脳神経・自律神経システムへの影響」 Osteopathische Medizin, 23. (※頭蓋骨や首のゆがみが神経を刺激し、消化・呼吸・循環などの全身反応にどう影響するか、またオステオパシーによるバランス正常化の可能性を論じた文献です。)

Engel, M. (2021). 「位置的斜頭症に対するオステオパシーの介入とその目的について」 Osteopathische Medizin, 22(2). (※オステオパシーの本質は成長の強制ではなく、成長を妨げている身体のブロック(硬さ)を解放することであると提唱した研究です。)

Guillaud, A. et al. (2016). 「頭蓋オステオパシーの臨床的有効性に関する系統的レビュー」 PLoS One, 11(12). (※頭蓋仙骨療法の効果について慎重かつ客観的に検証を行うための科学的レビュー文献です。)

■ 赤ちゃんの体と脳の発達(発生学・解剖学)に関する専門文献

Morioka (2012). 「神経発達の過程における大脳皮質(連合野)の髄鞘化(神経の道が完成すること)の時期について」 (※生後1年未満の赤ちゃんの脳が急速に発達する時期に、頭蓋骨がその成長を阻害しないよう早期治療が推奨される理由の根拠となる文献です。)

Höppner, J.-P. (2008 / 2023a / 2023b). 「オステオパシーにおける神経頭蓋・内臓頭蓋の解剖学と発生学」 Osteopathische Medizin, 他 (※脳の拡大成長と頭蓋骨の密度の関係、および神経系の成長が消化管や循環器、運動器といった全身の成長発達の原動力となる仕組みを紐解いた専門解説です。)

Blechschmidt, E. (1955). 「機能的観点から見た胚の発達・発生学的研究」 Acta Anatomica, 24. (※お腹の中の胎児が育つ際、神経系の発達が消化器や運動器に先立って起こり、互いに影響し合って全身が作られていく仕組みを証明した発生学の古典的名著です。)

■ 頭蓋骨の専門的な疾患(鑑別診断)に関する文献

Wenger, T., Miller, D., & Evans, K. (2020). 「FGFR頭蓋骨縫合早期癒合症症候群の概要と特徴」 GeneReviews® (※オステオパスが安全に施術を行う上で、医療機関での手術が必要な先天的な頭蓋骨の疾患(早期癒合症)を正しく見極めるための専門データです。)

■ オステオパシーの思想と臨床に関する国際セミナー・専門書

Philippe, D. / Anne-julie, M. / Julie, M. / Thomas, L. S. (2010-2019). 「小児オステオパシー、産科・周産期ケア、およびバイオダイナミクス・オステオパシーに関する臨床実践」 Japan Osteopathic Professional Association (JOPA) / Fulcrum Osteopathy Study Group セミナー論考 (※赤ちゃんや妊婦さんへの優しいタッチによるケア、および「母体の健康が未来の世代まで影響する」という予防思想の背景となる国際的な学術ネットワークの記録です。)

William Garner Sutherland, D.O. 『Contributions of Thought: The Collected Writings of William Garner Sutherland』 (※頭蓋オステオパシーの創始者であるサザーランド医師の著作であり、頭蓋骨の微細な可動性と自然治癒力の関係を示す基本文献です。)

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